DIG ってなに?
DIGとはDisaster(災害)Imagination(想像)Game(ゲーム)の頭文字を取って名付けられた誰もが参加可能な防災訓練です。
digには掘り起こす、探求する、理解するという意味があり、発案者は防災意識を掘り起こす、地域を探求する、災害を理解するという意味を込めて、この図上訓練をディグと呼んでいます。
DIGは富士常葉(とこは)大学の小村先生、三重県の防災行政担当者等を中心に生まれ、三重県内をはじめ静岡県、和歌山県などで実践されており、大きな地図をみんな(1グループ10人程度)で囲み災害対策のシミュレーションを行うもので、問題意識や問題点を共有するための仕掛けとして大変優れています。
ワークショップの流れ
人家の形が分かる地図を使用します。
地図に透明のシートをかぶせます。
道路、河川、自宅、避難場所、病院‥等色マジックを使いシートに書き込みます。
土砂災害危険箇所を書き込みます。
災害イベントを発生させます。
例えば連日の大雨により連続雨量が○mmになり土砂災害の前兆現象が見られた。
それが分かったとき、あなたは何をしますか。
これらによりどのような行動を取ればよいのか等各自で考えてもらい、みんなで意見
を出し合ってもらいます。
みなさんの意見の結果を発表します。
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